2010.07.13 Tuesday

慶應幼稚舎(幻冬舎新書)

「慶應幼稚舎」と聞き何を想像するだろうか?

「学費が高そう」「芸能人の子どもが多い」といった必ずしもプラスのイメージにはならないような噂が多いような気がして興味があった。
ちなみに幼稚舎は、大学のキャンパスとは離れた場所(最寄り駅は広尾駅)にあるので、慶應義塾大学に入学してもほとんど接点はない。

まず学費だが初年度納入金は約150万円とのこと。
理系の私立大学並じゃないかよ!
いちばん手のかかる小学生を預けるのだから、これ位かかるのも仕方がないのかと思う反面、小学生の子どもがいる比較的若いであろう親御さんにはやはり高いように思える。

「先ず獣身を成して後に人心を養う」
これが幼稚舎の教育方針なのだが、強健な身体の育成にプライオリティをおき、その後で色々なことを学べばいいということである。
正直私には意外に思えて興味深かった。
だが私の考えも、これにとても近いので共感できた。

このように幼稚舎の事が色々と書かれており大変興味深い。





でもこの幼稚舎に小学生の頃から入ってしまうと、色々と問題が生じるように思えてしまう。

この幼稚舎には比較的高い学費を払える家庭の子どもしかいないのである。
ということは、その生活を普通だと錯覚してしまうのではないか?
今日の世の中は“所得格差”が著しく、日々の生活に困っているような方々も多い。
そのような人たちのことを理解するのが難しくなるのではないだろうか?

高校くらいから入るのが最もバランス良いように思うのは私だけだろうか?

2010.07.07 Wednesday

巨人-阪神論 江川卓 掛布雅之

阪神の4番である掛布雅之と、巨人のエースである江川卓の本。

まず最初にこの本の最大のファインプレーは「対談形式」であるということである。
江川が掛布のコメントを引き出し、掛布が江川のコメントを引き出す。
野球界の中でもこだわりをもった2人の話は、感想文レベルの野球選手の本とは大きく異なり、野球の職人が書いた本だと思った。



この中で江川のキャラクターが面白く、阪神ファンである私からも少し好感が持てた。
相手がインハイのストレートを待っているのが分かっているにもかかわらず、敢えてそこを攻める。
本文にもあるように、野村監督の考え方とは正反対ではありますが、何故か共感してしまいました。

見ている人はいないと思いますが、巨人ファンから見ても掛布の良さが分かって頂けると思うので是非見てください。

他に私の視点としては、「掛布が楽天の監督依頼を受けた際のエピソード」が個人的に納得しました、いかにも楽天らしくて(笑)

1つだけ「あれっ?」と思ったのが阪神のベストナインの外野手部門に「金本」「赤星」の名前が出てこなかったのが意外でした。
ちなみに私の一番好きだった野球選手は選出されていました♪

2010.07.02 Friday

慶應の人脈力(朝日新書)

タイトルにつられて購入。
どうしても慶應について語られている本は買ってしまうのは、愛校精神の表れか?

「慶應義塾が新しい日本のビジネスを動かしている」という第1章からスタートし、現在活躍している慶應OBを紹介していた。
でもこれって東大や早稲田でも同じ内容で本が書けそうに思えてしまった。
ある程度のレベル以上の学校だと、それなりに活躍している人間はいるわけで…

「福沢諭吉がビジネス書のルーツ」という第2章は面白かった。
福沢先生の出版物は、そう言われてみればビジネスの指南書だと納得。

第3章、第4章では慶應義塾の優位性や、内部情報が書かれており、中にいた人間としては「えっそうなの?」と思う点もあった。
外部の方が読めば誤解しそうな記載も含まれている。

第5章は「慶應義塾ビジネスマン列伝」で三井や三菱で活躍した慶應出身のビジネスマンの逸話が紹介されていて面白かった。

第2章、第5章に的を絞って書いたほうが本としての完成度は高いように思える。
ただ外部の人間にも買わせるには、このような記載のほうがいいのかな?

※この本の中で「塾員」を「教職員」と紹介している部分があったが、それは間違い。
「塾員」は「卒業生」のこと。




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