2019.04.22 Monday

調べる技術 書く技術 佐藤優

「月に500冊の本を読み、1200ページの原稿を書き、130人と面会、1日4時間をインプットに充てている」という佐藤優氏。

私は佐藤氏の書いた本はなるべく目を通すようにしているのだが、佐藤氏のハイペースに読むペースが追い付かない…

そのような佐藤氏がいうには「知的生産とは社会の限られた人々だけが行うものではない」とのことで、知的生産と併せて「楽しんで仕事をすること」の重要性を挙げておられる。

またAIと人間の能力の違いを解説しており、AIが担うのは分析力、人間が担うのは総合力とのこと。

私は、AIを扱う企業でAIに携わる立場なのだが、この例えは興味深く、AIを解説する際に使わせてもらおうと思う。

インプットの手法に関して、佐藤優流の手法が紹介されているが、他の書籍などでも紹介してくれている内容で、佐藤氏のファンならば知ってる内容だったと思う。

一方アウトプットの手法に関して、佐藤優流の本の読み方、スケジュール管理手法などは面白い。

また終盤では、今まであまり語ったことがなさそうなお金の使い方についても書かれている。



2019.04.21 Sunday

教育激変-2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ 池上彰 佐藤優

日本の教育に関して、池上彰氏と佐藤優氏が熱く語る!

この2人は忙しいにもかかわらず、大学で授業を持っており、実際に現場で教えているからこそ色々と問題を感じているようである。

池上氏が教えている東京工業大学で、首都圏の中高一貫校出身者ばかりで、地方の公立校出身者が非常に少ないとのこと。

この問題点は、均質化で同種の人間ばかりのコミュニティを生み出しているとのことである。

これは偏差値至上主義が理由であり、佐藤氏に言わせれば高校が受験刑務所(笑)と化しているとのこと。

また経済格差が教育に与える影響も指摘しており、前原誠司氏の事例などを引用している。

2020年度センター試験が、大学入学共通テスト(新テスト)について解説しているのだが、過去の共通一次試験の背景や解説が自分の知らないことが多く面白い。



これ以外にも、アクティブラーニングについてや、テロと教育という斬新な切り口のテーマや、良い意味で公的機関の責任者っぽくない大学入試センター山本理事長との鼎談等があり、色々と知ることができた本であった。

2019.04.13 Saturday

イチロー ファイナルゲーム 8x10 フォト 額装 シアトル・マリナーズ

注文してしまった…


2019.04.08 Monday

官僚たちの冬 田中秀明

「官僚たちの夏」という高度経済成長を推進した通産官僚たちの姿を描く城山三郎氏の名作があった。

だが、この本のタイトルは「官僚たちの冬」であり、迷走している霞が関の問題点を分かりやすく解説している。

著者である田中氏は元財務官僚で、現在は大学教授とのことだが、ご自身が出身の役所に対しても手厳しい。

官僚の問題点を指摘するだけでなく、行政組織の詳細を表面だけでなく実情も解説しており面白い。

大学で行政学を学んでいる方や、公務員志望者(特に霞が関を目指す方)には、参考になる点が多いと思う。



私も、巨大すぎる役所は再編する必要があると考えており、AI等で各国とのし烈な争いが予想される情報通信に関しては、プロ集団を集め1つの役所にして、できればITに関する知見がありエンジニアと対等にやり取りできるような政治家を大臣にしてほしい。

2019.04.07 Sunday

セイバーメトリクスの落とし穴 お股ニキ

とても気になっていた本で、売り切れで買えなかったのだがやっと購入できた。

最初に感想を言ってしまうと「おおっすごいな!」と丁寧な説明に唸る部分と、説明が必要な部分であるにも関わらず「普通の感覚で分かる」という何ら説明になっていない部分があり、評価は分かれると思う。

とは言え、メジャーに疎い私からするとメジャー選手のすごさを分かりやすく解説していたり、ピッチングに関して特に変化球のボールの変化に関する内容は素晴らしい。

ピッチャー経験のない私からすると、付いていけないところもあったが。

また私の個人的な考えだが、バントに関して、1塁にランナーが出たら常にバントという過度なバント信仰は私も好きではない。

点の取り合いになりそうな試合展開や、ピッチャーがコントロールに苦しんでいる時にバントするのは、もったいないと私も思う。

ただ、守る側からするとロースコアの接戦になりそうな試合で、1塁にランナーがいる場合と、2塁にランナーがいる場合では、プレッシャーが全く違う。

たとえその場面で点が取れなくても、先発投手を疲弊させ、球威が落ちてきたところで攻略するための種まきにはなると思うのだが…。



必ずしも100%この方に賛同するわけではないが、新たな発見になることも多く、野球好きにはお勧めの本である。

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