2015.07.22 Wednesday

アベノクライシス 川内博史

私は民主党にあまり良い印象を持っていない。

と言うのも、政権を取った時にも野党時代と変わらない評論家みたいなスタンスに思えたから。
机上の理論だけでなく、実際にやってみろよと思ったものである。

そんな民主党において、自ら身体を張って問題に取り組んでいると思える数少ない政治家である川内氏の本である。

タイトルは「アベノクライシス」なのだが、サブタイトルにある「そこまでして原発を続けますか?」とあるように、原発の問題点を体当たりで解説している本である。

私は文系人間であるため、原発の技術論が書いてあるのであれば、理解できないかもしれないと思いつつ、この本を手に取った。

だが私のような人間が読んでも、理解しやすい内容で意外だった。

と言うのも、川内氏辞退もゼロから原発について勉強されたようである。
(私は原発の専門家だと勘違いしていた)





1950年代の日本において、湯川秀樹のような専門家が警告したにもかかわらず、経済発展を優先し今日まで来てしまった。

そのような日本において、福島原発事故が発生してしまった。

当然、原因究明を試みるが、東京電力は「福島第一原発だけデータバックアップができていない」と子供のような言い訳。

業を煮やした川内氏は、自ら福島第一原発一号機原子炉に突撃することに(それも訳あって2度も!)

これ以上書くとネタバレになってしまうので、興味がある方は手に取って読んでみてほしい。



原発に反対派の方はもちろんのこと、原発に賛成派の方にも読んでもらいたい本であった。

2015.07.11 Saturday

破壊王・橋本真也の命日

7月11日と言えば、偉大なプロレスラーである橋本真也の命日である。

橋本真也の印象に残る試合は、VS天龍源一郎、VS長州力、VS小川直也など数あれど、私が特に印象に残っている試合がこれである。

2001年3月2日両国国技館で行われたZERO-ONE旗揚げ戦のメインイベント。
橋本真也&永田裕志VS三沢光晴&秋山準という、団体の違う大物同士のタッグマッチ。

私はこの試合は現地で観戦し、会場の熱気を肌で感じたため鮮明に覚えている。













ちなみに、この試合では観客の声援がすごすぎて、選手の入場曲のイントロが聞こえなかった…

そんな体験は、後にも先にもこの試合だけである。

橋本真也は、プロレスラーとしてだけでなく、プロデューサーとしても一流だったのである。

2015.07.05 Sunday

外交の大問題 鈴木宗男

いきなりで恐縮だが、私が最も嫌いな政治家の一人が鈴木宗男氏であった。

ただ逮捕や収監、大病を患う等を経験したのちに、普通の人になった鈴木宗男氏は、意外と興味深い。
そう言うわけで、この本を購入してみることにした。


第1章から、いきなりイスラム国(IS)を取り上げており、ご自身の経験も踏まえ、日本政府の対応の問題点を指摘している。

私には、鈴木宗男氏の指摘は、まっとうなものに思えた。


第2章では、田舎で生まれて、政治家を目指すまで(中川氏の秘書時代も含む)が書かれている。

若い頃の苦労した生活や、和田アキ子との意外なエピソードが面白かった。


第3章では、政治家・鈴木宗男として、外交という分野へ興味を持った経緯、そして政務次官として、どのような仕事をしたのかが書かれている。

この時に、ソ連時代のモスクワ大使館に勤務していた佐藤優氏と出会ったようで、その後の盟友となっていったのは周知の事実である。

また杉原千畝さんの名誉回復にも注力したようで、この点は評価できる。


第4章では、北方領土問題すなわちロシアとの外交問題がテーマである。

ここで橋本首相時代、森首相時代に、北方領土返還の大きなチャンスがあったこと、ただ詰めが甘く、最後の最後で成功しなかったとのこと。

実際にどのような交渉をしていたかが書かれており、興味深かった。


第5章では、今後の外交についてで、ロシアの重要性が書かれている。

鈴木宗男氏は、どうしてもロシア外交に携わっていた人間なので、ロシア贔屓な感は否めない。

ただロシアと仲良くすることで、中国や韓国への大きな牽制になるというのは事実だと思う。





最後に鈴木宗男×佐藤優の対談があるのだが、とても内容が濃い。

この対談で印象に残ったフレーズが「オバマは詰め将棋ができない」という言葉で、妙に納得してしまった。

この本を読めば、どういう意味か納得できるはずである。

2015.07.02 Thursday

スタン・ハンセン in 阪神百貨店





個人的に気になったんで…(笑)

できれば行きたかった。

2015.07.01 Wednesday

沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療) 堤未果

堤未果さんがアメリカの問題点を解説しているシリーズの最新刊。

前回の本に続き、アメリカの医療制度の問題点を鋭く指摘している。

馬鹿なアメリカ国民を上手く騙して(ブレーンだった教授曰く)、オバマケアが成立。
そして成立後に、様々な問題点が明るみになるが、時すでに遅し…

日本のように、政府に薬価交渉権がないので、製薬会社はぼったくり状態…

このようにアメリカの医療は、強欲すぎる企業に毒されている。





そして今、日本の国民皆保険制度が、アメリカの外圧によって危機に晒されていると指摘している。

私たち日本人が当たり前のように保険証を使い、3割負担(基本)で医療機関で診察してもらえている。
そこにアメリカの民間保険会社が参入しようと、様々な手を使い、虎視眈々と狙っている。

そうなれば、日本でもちょっと病院にかかるだけで、数百万かかってしまうような状況が生まれるかもしれない。

日本人は、国民皆保険の素晴らしさをもっと理解し、これを絶対に守らなくてはならない。

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