2020.04.30 Thursday

知的再武装60のヒント 池上彰 佐藤優

池上彰と佐藤優という有名なお2人が「何を学ぶか」「どうやって学ぶか」をご自身の経験を踏まえ解説してくれている。

この2人が各々に出している本も、共著も色々と持っているのだが、かなり気が合うようである。

まずは「何を学ぶか」について語っているのだが、45歳までに何をやったのかとそのたな卸し、それまでの蓄積が重要とのこと。

と言うことは、45歳までをのほほんと生きてきたような人は読んではいけない(笑)

あとは限られた時間をいかに使うか、その知識の取得にどれくらいかかるか逆算して取捨選択するのが好ましいとのことである。

「どうやって学ぶか」は、まずは落ち着いて勉強できる場所の確保が重要とのことで、移動時間を勉強時間に当てているそうである。

そのためにグリーン車を利用しているそうなのだが、私もANAのプレミアムクラスが最も集中できる場所だと思っており、出張が多いほど読書量が増えるので分かる気がする。

佐藤氏は東京拘置所で勉強したときにとても捗ったそうで、皆さんにもオススメのようである(笑)

池上氏がNHK時代に原稿を書く時間としてとった手法も面白かった。



また45歳を無事に通り抜けたら60歳の壁があるそうなのだが、私はまだ先のことなのだが、頭には入れておこうと思う。

お勧めの映画の話などもあり、気軽に読みやすい本である。

2020.04.29 Wednesday

知らないと恥をかく東アジアの大問題 池上彰 山里亮太

東アジアの大問題というタイトルなのだが、扱っているのは韓国&北朝鮮問題と、中国問題の2つである。

池上さんが山里さんに対し分かりやすく教える感じの本なので、とても分かりやすい。

知識豊富な方には少し退屈かもしれないが、こういう風に説明すれば理解してもらえるんだといった視点で読めば、かなり役に立つ。

社会人はもちろんだが、高校生や国際政治(主にアジア政治)を学ぶ大学生が読んでも面白いのではないだろうか?



新型コロナウイルスの影響で、家にいる時間に手に取ってほしい本である。

2020.04.27 Monday

サル化する世界 内田樹

最近私が興味を持っている方である内田樹さんの本。

ちなみに本のタイトル「サル化する世界」のサルは、「朝三暮四」のサル、つまり今さえよければ未来はどうなろうが知ったこっちゃないという考え方である。

現代の「当期利益至上主義」は、「朝三暮四」に酷似しているとのこと。

このような内容から始まり、現代社会の様々な問題に対して、内田氏流の分析による問題点の指摘と解決策を語っておられる。

2018年頃から、様々なメディアや講演等で話した内容に加筆されており、まさに今日の問題点に触れられており面白い。

この本で興味深かった内容をいくつか紹介すると、AI技術の進化による戦争概念の変化とそれに伴う中国脅威論。

その中国脅威論がアメリカ経由で日本に入ってきて、その結果として嫌中メディア記事が減っているのではないか。

私はAIに携わる業務を行っていることもあり、とても興味深く、AIを活用するには質の良いデータを大量に入手することが求められるので、政府がそれを実行しやすい中国は最もAIを活用できる国だと思う。

姜尚中さんとの(第二次世界大戦に関する)比較敗戦論が、実は敗戦国だったフランス、戦争の終盤で日本に宣戦布告してきたイタリアといった他ではあまり触れられないことについて解説してくれている。

また現在の英語教育が「ユニクロのシンガポール支店長」を育成するようなものだと辛辣に批判しており、目的文化へアクセスする手段としての言語であるべきでなくてはならない。

アメリカ文化やイギリス文化を学びたくて英語を、フランス文化を学びたくてフランス語をといった具合にである。

ところが残念ながら今の英語教育は稼ぐためになっているようである。

私は帰国子女や海外生活の経験もないが、仕事でも日常でも英語で対応することは可能なのだが、学生時代に海外文化に憧れを持って勉強したからかもしれない。

ちなみに私は英語公用語にした某企業で働いていた経験があるのだが、出世のためだけに英語を学んでいる方々に失礼ながら、負ける気がしなかった(笑)



2020.04.26 Sunday

野村ノート 野村克也

今年2月に亡くなったノムさん…

多数ある出版物の中で代表作は、この「野村ノート」であろう。

最初に出版された2005年の本を私は持っているのだが、2009年に加筆して文庫本がでており、ついつい購入してしまった。

亡くなった後のいろいろな番組で野村監督について知った方々が購入するらしく、今売れているらしい。

選手としての南海時代、監督としてのヤクルト時代、阪神時代、楽天時代について振り返っているので、これらのチームのファンの方は読むと特に楽しめると思う。



個人的には、リーズナブルな価格(600円くらい)なので野球が好きな中学生や高校生に読んでもらいたい。

面白いボヤきをする解説者なだけではなく、偉大な野球人だったことを知ってほしいのである。

読むとあなたもノムさんファンになること間違いなし!

2020.04.25 Saturday

野村克也が選ぶ平成プロ野球伝説の名勝負

ノムさんが自ら指揮を執った試合を中心に、平成プロ野球の伝説の名勝負を振り返る。

野村監督ご自身が"自分の全盛期"だと仰るヤクルト時代の試合が多く選ばれている。

伊藤智仁が大活躍した試合、宿敵森祇晶率いる西武ライオンズとの日本シリーズ、イチローが在籍していたオリックスとの日本シリーズなどを挙げている。

阪神時代の試合は、この本の中でも「あいつはバカだ」と言っている新庄がオープン戦で投手としてマウンドに上がった試合や、有名な敬遠の球をサヨナラヒットを打った試合、これまた誰もがご存じの「遠山-葛西-遠山-葛西」の継投で勝った試合などを挙げている。

何だかんだ言いながら新庄が活躍した試合を2試合も選んでいるあたりが…(笑)

楽天時代は、もちろんマー君の試合やクライマックスシリーズの最後の試合(ノムさんが指揮を執った最後の采配)などである。

知っているエピソードも多いが、試合ごとに深く語ってくれており楽しめます。



最後に、評論家時代に観た試合に関しても数試合ほど解説してくれている。

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