2018.11.04 Sunday

巨人・阪神 失敗の本質 野村克也

「外野手出身の監督に名監督はいない」という持論を持つノムさんが、高橋由伸が辞任した巨人と、金本知憲が辞任した阪神の現状を嘆く。

巨人に関してはかなり手厳しく、高橋監督に対して「野球哲学はあるのか」「無策すぎる」と辛辣な批判が多い。

捕手の小林に対しても、リードや構えに対して問題点を指摘している。

ただ小林が打てないことに対しては、捕手は守備優先ということで少しかばっている。

また菅野智之に対しては、往年の名投手と比較して絶賛しており、岡本和真に対しても期待しているようである。



阪神に関しては、ご自身が阪神監督時代に苦労したこともあり、金本監督への批判は少なく同情している。

「阪神が甲子園で勝てない理由」として、ファンからのプレッシャーが大きいのが、勝てば励みになるが、負けたときはツラいという本音を語っている。

また阪神の選手では、右の大砲である中谷将大に注目しているようなので、来季は活躍してノムさんを喜ばせてほしい!

この本は、巨人と阪神がテーマの本だが、他球団についても語っており、他球団のファンが読んでも楽しめると思う。

日本シリーズで強肩を魅せつけてくれたあの選手についても語ってます。

2018.10.27 Saturday

KAZUTAKA KATOH

私のオーダースーツを作ってくれたKAZUTAKA KATOHの紹介。

TETE HOMMEのデザイナーさんです。

KAZUTAKA_KATOH

大人の男として、素敵なオーダースーツが欲しい方は、お問い合わせください。

3ピース対応も可能です。

2018.10.16 Tuesday

ブラックボランティア 本間龍

うちの近所に介護施設があるのだが、そこにボランティア募集の張り紙が貼ってある。

その内容は、介護施設を利用してくれている方の世話をすることで、具体的な業務内容が書かれている。

その横に、職員募集の張り紙もあるのだが、ボランティア募集と業務内容がまったく同じであった。

この介護施設、できればタダでこき使えるボランティアが欲しいんだろうなという本音が垣間見れる。

同じようなことを、国家レベルで行っているのがオリンピックのボランティアである。

その問題点を、分かりやすく解説してくれている本で、とても興味深い。

11万人ものマンパワーを、労働の対価を払わずに無償ボランティアでまかなおうとするのは短絡的すぎるし、そもそも営利団体が無償ボランティアを使うという意味が分からない。

「感動を味わおう!」という手法は、低賃金で雇ったアルバイトをうまく使おうとするユニクロの手法とよく似ている。
【参考】ユニクロ潜入一年 横田増生



高校生や大学生の方に読んでもらい、オリンピックの無償ボランティアの搾取の図式を知ってほしい!

ちなみに、私は結局人が集まらず開催間際に日雇い派遣の方々を集めることになるが、失礼ながら接客技術や語学力が満足できるレベルに至らず、不評なオリンピックに終わると思っている。

2018.10.15 Monday

日本型組織の病を考える 村木厚子

厚生労働省で事務次官まで務めた村木氏が、ご自身の半生を語りつつ日本の問題点を指摘している。

村木氏といえば、郵政不正事件で不当逮捕されてしまい、検察と戦って勝った方といったほうがピンとくるかもしれない。

その不当逮捕に関して、当時の取り調べの様子を事細かに説明してくれている。

ご本人の話によるとメモ魔のようで、そのメモのおかげでご自身の無罪を証明することができ、証拠改ざんするようなとんでもない検事を立件することができたようである。

検察は、起訴できる権限という巨大な権力を持っており、その権力を盾に自らがたてた勝手な仮説(稚拙すぎる場合もあり)に沿って取り調べを行うので、無罪だった場合は国家権力を使った最も恐ろしいパワハラだと思う。

私のように大雑把な人間だと、間違いなく検事の作文で起訴され、すぐ有罪にされてしまいそう…

権力も何もないので国家権力も私を狙わないだろうが…(笑)

ちなみに、私は冤罪を生み出した検察官、警察官、裁判官は厳罰にすべきだと思っていて、最低でも一定期間の職務停止などはあって然るべきだと思う。




この村木氏のすごいところは、拘置所にいる時に知的障がいが理由で犯罪を繰り返してしまう方が多いのではないかと思い、退官後にその問題を解決しようと動き始めたことである。

拘置所に入れると、自暴自棄になったり人によっては自殺することもありえそうなのだが、そのような環境でもしっかり考えられるところは、やはり大物というか精神的に強いのかなと思う。

そういえば、佐藤優氏なども拘置所時代に色々と考え、それを本にしたことが、本格的な作家になったきっかけのようである。

一度入ってみるか?(笑)

2018.10.14 Sunday

日本が売られる 堤未果

堤さんの本は、いつも他のメディアがなかなか取り上げない日本の問題、世界の問題を取り上げてくれて興味深い。

今回は「日本人の資産が売られる」「日本人の未来が売られる」という括りで、さまざまな問題点を指摘してくれている。

私は「水道民営化」の問題を、より詳しく知りたくて購入したのだが、第1章の最初で取り上げてくれていた。

世界各国で水道民営化に失敗した事例、その後再び公営化する際に多額の費用負担する羽目になった例が数多くあるのに、この国はいったい何をやりたいのかと憤りを感じてしまう。



また私は農業問題に関する知識をあまり持ち合わせていないのだが、「種子法廃止」「農薬規制緩和」「遺伝子組み換え食品表示消滅」といったテーマの問題点を知ると、今後の日本で適切な価格で安全な食料を調達できるのだろうかと、恐ろしくなってしまった。

今回の本は、我々に身近なテーマを分かりやすく解説してくれているので、多くの方々に読んで頂き、問題意識を持ってほしい!

2018.10.08 Monday

憲法の良識 長谷部恭男

憲法学の第一人者である長谷部教授が、憲法について平易な言葉で分かりやすく解説してくれている本。

そもそも憲法とは?といった感じの憲法の定義から、立憲主義について、緊急事態条項について、一般の方に理解しやすいような言い回しで説明してくれている。

普段から、憲法に関する本を読んでいるような方には、すこし退屈かもしれない。

私は1日で読み終えてしまったのだが、長谷部教授の考え方を理解できた点は良かった。

高校生あたりに読んでもらい、憲法をしっかり考えるきっかけになるような本だと思う。



「日々憲法について発言する人々の顔ぶれを見ると、その大部分は、憲法の専門家でない人たちです。専門外の問題について大声で発言する…」には色々な方の顔が浮かび、笑ってしまった。

2018.10.07 Sunday

うらさだ さだまさしとゆかいな仲間たち

さだまさしのことをよく知っている人、逆にさだまさしのことをよく知らない人にも楽しめる本。

笑福亭鶴瓶×立川談春の対談から始まり、高見沢俊彦、鎌田實、小林幸子、ナオト・インティライミ、カズレーザー、泉谷しげる、レキシ、若旦那、堀江貴文といった面々が、さだまさしを語る。

若旦那のような「生さだ」にも頻繁に出演してくれる方だけでなく、カズレーザー、堀江貴文といった意外な方のさだまさし評が楽しめる。





・人見知り
・飽きっぽい
・神経質に見えて大雑把
・超多能病
・好奇心旺盛
・行動力
・発明家

といった様々なキーワードが出てくるのだが、結局さだまさしは「さだまさし」という他の人には真似できないジャンルなのである。

※意見には個人差があります

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