2018.05.14 Monday

青年市長は“司法の闇”と闘った 郷原信郎

2014年6月、全国最年少市長、藤井浩人岐阜県美濃加茂市長を襲った、身に覚えのない浄水プラント収賄疑惑。

この事件に、さまざまな偶然が重なり、弁護団として携わることになった郷原弁護士。

コンプライアンス問題の第一人者としても活躍しており、検事としてのキャリアもある郷原弁護士が、警察や検察、それに裁判所の数多くの問題点を指摘している。

私は法律の専門家でも弁護士でもないが、もし仮にこの収賄が事実だとしても、裁判所が有罪と判断するには証拠が弱すぎると思ってしまう。

「推定無罪」はどこへいってしまったのか?



インターネットや新聞等を調べれば分かることなので、結果を記載するが、一審では無罪判決を勝ち取ることができたが、控訴審でひっくり返され有罪となり、最高裁でも有罪となってしまう。

警察や検察といった捜査機関に目を付けられてしまうと、例え無罪であっても有罪にされてしまう司法の恐ろしさ…

私の個人的な考えだが、一審の裁判官ほどいわゆる法曹ではない一般の人々の考えに近く(この事件も一審は無罪と判断した)、高裁や最高裁の考えは世間とずれている感じがする。

そのため私は国民審査では、基本的に全員に×を付けることにしている。

2018.05.13 Sunday

一気にわかる! 池上彰の世界情勢 2018 国際紛争、一触即発編

各テーマごとに、世界情勢を池上彰が分かりやすく解説してくれている本。

初心者でも読みやすい本で、国際政治の知識が豊富な方には、やや物足りないかもしれない。

とは言え、日本人になじみが薄い中東情勢の部分は、とても分かりやすく、人に説明しなくてはならない時の参考になった。



ただ、この本は2018年1月発行の本であるため、その後急速に進展した北朝鮮問題が解説されていないため、改訂版を期待したい。

2018.03.10 Saturday

野村のイチロー論 野村克也

現地時間3月8日にシアトルマリナーズへ復帰が決まったイチロー。

そんなイチローについてノムさんが語る。

「正直に言う。私はイチローが好きではない。 しかし、彼の才能に最初に目をつけたのはこの俺だ。」

最初に目を付けたのは、どう考えてもノムさんへはないのだが…(笑)



イチローのことを嫌いだと公言するノムさんではあるが、バッターで天才と言えるのは長嶋茂雄とイチローだけだ、とのこと。

また多くの強打者、好打者と言われる外野手が、打撃専門で守備や走塁に無関心だったのに対して、イチローの守備や走塁を絶賛している。

小さなことを大事にする点などは、ノムさんとイチローは似ている部分も多い。

それではイチローのどんなところが嫌いなのだろうか?

興味がある方は、この本を手に取って確かめてほしい。

2018.03.03 Saturday

継投論 投手交代の極意 権藤博 二宮清純

侍ジャパンの投手コーチや、横浜ベイスターズでの監督など指導者として多くの実績を残している権藤コーチ。

やや年配の方には「権藤、権藤、雨、権藤」といったほうがピンとくるのか。

そんな権藤さんの、継投論や指導者としての考え方を語った一冊。

言いたいことが色々とあるらしく、話があちこちに飛ぶのがやや難点だが、野球好きな方には楽しめる本である。



阪神ファンとしては、藤浪晋太郎に対してどう思っているかが興味深かった。

詳細はネタバレになるので控えるが、権藤さんの藤浪への期待はかなり高い。

往年の名投手で、指導者としても実績のある権藤さんも、素質に太鼓判を押しているのだから、今年こそ頑張れ藤浪晋太郎!

また権藤さんは、会社や一般社会に例えて話をしてくれるので、分かりやすい。

2018.02.20 Tuesday

40代でシフトする働き方の極意 佐藤優

佐藤優氏の本は、とても面白いがレベルが高すぎて、読み込むのにやや時間がかかる。

私はそういうイメージを持っていたのだが、この本は違っていた。

ひじょうに読みやすく、電車の中であっという間に読んでしまった(笑)

作家佐藤優を知らない層へのPRも兼ねた本なのだろうか?



分かりやすい言葉で書いてあるので、多くの方、個人的には30代で読んでもいいと思う。

各章の終わりに、佐藤氏がオススメの本を紹介してくれているのだが、意外な本が多く、佐藤氏の守備範囲の広さが伺えた。

2018.02.19 Monday

大日本史 山内昌之 佐藤優

東京大学名誉教授の山内先生と、元外務省のロシアの第一人者である佐藤優氏の本。

この本の書き出しに、「この大日本史は、日本史を軸に世界史を考え、日本史との関連で世界史を理解する人びとの参考になることを願っている書物である」と記載がある。

2022年度からの「歴史総合」という高校の必修科目に関して、両名の思いが語られている本である。

黒船来航から太平洋戦争までをさかのぼり、日本で起こった事件の背後関係を、世界の事件から解説するという面白い試みである。

近現代の歴史好きな方には、楽しめる本だと思う。

私は、高校時代に世界史を選択していたのだが、世界史の点数を上げるために、近代日本史の勉強をした記憶がある。

この本の言葉を借りれば「世界史を軸に日本史を考え」とでも言えばいいだろうか?



ちなみに、私は「歴史総合」という考え方には基本的に大賛成である。

ただ東大合格数などを競い合うような進学校の生徒さんたちは、すでに両方を適度に学んでいるのではないだろうか?

逆に、名前を書ければ受かるレベルの高校で「歴史総合」の授業を行って、果たして誰が吸収できるのであろうか?

2018.02.18 Sunday

ユニクロ潜入一年 横田増生

実は、私はユニクロで買い物をしたことがない。

と言うのも、「ブラック企業」と言う言葉が世の中に出始めたころ、その代表例の1つとして、この企業の名前が挙がっていたからである。

ちなみに同様の理由で、ワタミにもほとんど行ったことがない。
(ほとんどと書いたのは、人に連れられて仕方なく数回行ったことがあるから)

やや話がそれてしまったが、それくらいユニクロはブラックだというのは転職市場では有名な話であった。

私は正社員に対してだけブラックな企業なんだと思っていた。

ところがである。

この本を読んでみると、アルバイトのスタッフさんにも大きな負荷がかけられて、学生が学生生活に支障をきたしているようなこともあるらしい。

「目標達成の達成感を目指して頑張ろう」なんてバイトからしたら意味不明である(笑)

ただ、この本を読んで現場の店長レベルの方が良い方であれば、バイトとしては楽しい職場のようであった。

この著者のマスオさんが最初に入った店舗など、気遣いのできる店長さんであったため、働きやすい環境に思えた。

逆に新宿のビックロは…

潜入取材ってこうやってやるんだというプロの仕事で書かれた本で、とても興味深い内容であった。


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