2020.06.03 Wednesday

人生に必要なことは、電流爆破が教えてくれた 大仁田厚

大仁田厚の自伝的な本なのだが、大仁田さんならではの邪道な部分と、心優しいいい人な部分の大仁田さんが現れていて面白い。

第1章、第2章でFMWの旗揚げや、大仁田厚の代名詞ともいえる有刺鉄線電流爆破デスマッチについて。

インタビュアーが色々と話を引き出してくれており、知らないエピソードも語ってくれている。

第3章は、新日本プロレスに単独で乗り込み、引退して現場監督になっていた長州力を引きずり出すまでの人呼んで"大仁田劇場"

当時の中継は深夜にもかかわらず高視聴率で、多くの人々を釘付けにした。

長州力VS大仁田厚は現地で観戦したのだが、会場の異様な緊張感は今でも鮮明に覚えている。

当時の長州の怖さを知っているので、今の長州力🍙には複雑な心境(笑)





新型コロナウイルスの拡大を防ぐために「県をまたいだ移動は控えるように」と言われて、私が政府の広報責任者なら長州の「またぐなよ!」を使うんだけどな。

その後の第4章では、大仁田少年の思い出と全日本プロレス入りの話、第5章では馬場さんとのエピソードを語りながら猪木さんとの比較など。

馬場さんとの話になると、真面目な性格が出てしまう人のいい大仁田さん。

第6章では政界進出について語っているのだが、結構好感を持てる内容が書いており、政治の世界での裏話などがあり面白い。

委員会で揉めた相手のところに応援演説に行ったりするあたりは、人柄がよく出ている。



最後の世の中へのメッセージが書いてあるのだが、意外といいことを語っているので興味ある方にはぜひ手に取ってほしい。

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