2020.04.25 Saturday

野村克也が選ぶ平成プロ野球伝説の名勝負

ノムさんが自ら指揮を執った試合を中心に、平成プロ野球の伝説の名勝負を振り返る。

野村監督ご自身が"自分の全盛期"だと仰るヤクルト時代の試合が多く選ばれている。

伊藤智仁が大活躍した試合、宿敵森祇晶率いる西武ライオンズとの日本シリーズ、イチローが在籍していたオリックスとの日本シリーズなどを挙げている。

阪神時代の試合は、この本の中でも「あいつはバカだ」と言っている新庄がオープン戦で投手としてマウンドに上がった試合や、有名な敬遠の球をサヨナラヒットを打った試合、これまた誰もがご存じの「遠山-葛西-遠山-葛西」の継投で勝った試合などを挙げている。

何だかんだ言いながら新庄が活躍した試合を2試合も選んでいるあたりが…(笑)

楽天時代は、もちろんマー君の試合やクライマックスシリーズの最後の試合(ノムさんが指揮を執った最後の采配)などである。

知っているエピソードも多いが、試合ごとに深く語ってくれており楽しめます。



最後に、評論家時代に観た試合に関しても数試合ほど解説してくれている。

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