TPP亡国論 中野剛志
TPP反対派の代表格でもある中野剛志氏の本。
経済産業省の官僚で大学出向中の方なのだが、この方の文章はまどろっこしいお役所言葉ではないので、とても読みやすい。
TPP賛成派の様々な主張に対して、それぞれに理由付けをして反論しているので分かりやすい。
(ページ数の都合か一部説明が雑なところもあったが…)
基本的には、「日本はデフレを脱却するのが何よりも大事」⇒「TPPのような自由貿易は逆効果」といったスタンスで書かれている。
デフレこそが日本経済の最大の問題点であり、TPPにより安価な商品が日本市場に入ってくれば、デフレはますます泥沼にはまってしまうという主張である。
そこで「デフレ脱却をするためには何をすればよいか」という著者の主張、TPPに関しての日本側、アメリカ側の背景といったものが書かれている。
経済問題の本としては読みやすい本なので、多くの方に読んでほしい。
本の中盤で何故かアントニオ猪木が出てきた(笑)
また最後に福沢諭吉の考え方が出てきたところは嬉しかった。
経済産業省の官僚で大学出向中の方なのだが、この方の文章はまどろっこしいお役所言葉ではないので、とても読みやすい。
TPP賛成派の様々な主張に対して、それぞれに理由付けをして反論しているので分かりやすい。
(ページ数の都合か一部説明が雑なところもあったが…)
基本的には、「日本はデフレを脱却するのが何よりも大事」⇒「TPPのような自由貿易は逆効果」といったスタンスで書かれている。
デフレこそが日本経済の最大の問題点であり、TPPにより安価な商品が日本市場に入ってくれば、デフレはますます泥沼にはまってしまうという主張である。
そこで「デフレ脱却をするためには何をすればよいか」という著者の主張、TPPに関しての日本側、アメリカ側の背景といったものが書かれている。
経済問題の本としては読みやすい本なので、多くの方に読んでほしい。
本の中盤で何故かアントニオ猪木が出てきた(笑)
また最後に福沢諭吉の考え方が出てきたところは嬉しかった。
| the_esperanza | 経済問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |