2020.05.16 Saturday

もう一度ノムさんに騙されてみたい 川崎憲次郎

強かった野村ヤクルトスワローズのエースを務め、巨人キラーとしても名を馳せた川崎投手の本。

野村監督からヤクルト時代のエピソードはTVや数多く聞かせてもらったが、教え子である川崎さんの視点で、1投手としてどのように感じられたのかを聞けるのは興味深いと思い購入。

まず本を読んで思ったのが、川崎さんは丁寧で礼儀正しい方なんだなというのが第一印象で、その人間性にファンにならずにはいられない。

ここで私の頭に思い浮かんだのが「財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上」というノムさんの言葉。

ノムさん、しっかり良い野球人をこの世に残してますよ!

この本で面白いというか、感心させられるのが、ノムさんがミーティングで伝えた言葉を川崎投手流に自分なりにアレンジして、自分で消化している点である。

私が思うに、野村克也と言う人は"監督として""打者として"そして"捕手として"優れた方だが、投手経験はもちろんない。

なので「この言葉を実践するには、投手としてどのようにすればいいのか?」を考えておられたように思う。

力強いストレート、鋭いシュートだけではなく、クレバーな頭脳があったから良い投手になれたのだと思う(怪我さえなければもっと勝てた投手であろう)



普段のノムさんの本にないエピソードやお言葉も多くファン必見の本だと思う。

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