2020.01.27 Monday

兵器を買わされる日本 東京新聞社会部

2020年度の防衛予算案は、19年度当初比1.1%増の5兆3,133億円である。

このように5兆円強の予算が使われている防衛費に関して、その詳細を詳しく知っている方は少ないのではないか?

実は私もこの本で初めて知ったのだが、アメリカの対外有償軍事援助(FMS=Foreign Military Sales)という「アメリカのごり押し兵器を言い値で売り付けられる制度」があり、この費用が急速に伸びているとのこと。

例えば、色々と話題になったF35も対外有償軍事援助(FMS)を通じて購入しているのだが、対日貿易赤字を減らしたいトランプ大統領からの強いプレッシャーに負け、日本政府が購入することに至ったとのこと。

そうして購入したF35だが、自衛隊の現場はそんなに必要としてなかったというのが何ともまだ無駄遣いだと…

「トランプ大統領のご機嫌取りのために買ったんかい!」と思わずにはいられない。

それ以外にも、高額な兵器を複数年で代金を支払う「国庫債務負担行為」と呼ばれる方式で支払っているそうなのだが、この残高(兵器ローンとも呼ばれる)が5兆円を超えているというのが恐ろしい…



また読んでいくにつれて、兵器の選定が官邸の行き当たりばったりで行われていたり、補正予算を使ったごまかしの手法など、情けなくなってきてしまう。

東京新聞社会部の取材力および分かりやすい解説は秀逸だと思う。

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