反-憲法改正論 佐高信
澤地久枝氏、井上ひさし氏、宮澤喜一氏、城山三郎氏、佐橋滋氏、後藤田正晴氏、野中広務氏、三國連太郎氏、美輪明宏氏、宮崎駿氏、吉永小百合氏、中村哲氏といった方々の反-憲法改正論を、佐高信氏が紹介している本。
個人的には、宮澤喜一氏、後藤田正晴氏、野中広務氏という自民党の重鎮であった彼らが、憲法改正に大反対だった点が興味深い。
特に、後藤田正晴氏の章は印象に残った。
というのも、私は、初代内閣安全保障室長も務めた安全保障のエキスパートである佐々淳行氏の授業を受けていた経験があるのだが、この佐々氏の上司が後藤田氏だった。
海外派兵に賛成の佐々氏は、後藤田氏に相談に行くも、海外派兵に反対の後藤田氏には却下されてしまう。
意見が180度異なるのに、佐々氏はそんな後藤田氏を尊敬できる上司だったと仰っていた。
そのあたりのエピソードも、この本で紹介されている。
また何かと話題の(笑)佐藤浩市氏の父親である三國連太郎氏。
反体制のDNAは親子で受け継がれたんだなと妙に納得させられた(笑)
個人的には、宮澤喜一氏、後藤田正晴氏、野中広務氏という自民党の重鎮であった彼らが、憲法改正に大反対だった点が興味深い。
特に、後藤田正晴氏の章は印象に残った。
というのも、私は、初代内閣安全保障室長も務めた安全保障のエキスパートである佐々淳行氏の授業を受けていた経験があるのだが、この佐々氏の上司が後藤田氏だった。
海外派兵に賛成の佐々氏は、後藤田氏に相談に行くも、海外派兵に反対の後藤田氏には却下されてしまう。
意見が180度異なるのに、佐々氏はそんな後藤田氏を尊敬できる上司だったと仰っていた。
そのあたりのエピソードも、この本で紹介されている。
また何かと話題の(笑)佐藤浩市氏の父親である三國連太郎氏。
反体制のDNAは親子で受け継がれたんだなと妙に納得させられた(笑)
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |