“年越し派遣村”村長、特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター もやい事務局長等を務める湯浅誠氏の本。
「貧困」とは何であるか、そして「貧困」はどのような困難を引き起こすかが分かる本。
その中で湯浅氏が定義づけした【溜め】という言葉には納得させられた。
いわゆる日雇い派遣を行っている人々は、この【溜め】がないために現状から抜け出せないでいる。
私には運よくこの【溜め】があったので今まで生きてこれたように思える。
この【溜め】を利用して上手く転職活動を行えているのである。
その点感謝しなくてはならない。