小沢一郎氏の「懐刀」として知られる平野貞夫氏が、自由党(と言うか小沢氏)について、共産党について語る本である。
小沢氏と平野氏の対談では、米ソ冷戦が終了後の世界混乱を予期していた話などがあり興味深い。
日本共産党に関しての話では、平野氏の意外なルーツや、以前から個人レベルでは議員同士で親しくしていた話などが数多く聞けて面白かった。
また、この本では平野氏の国会職員時代のエピソードが数多く書かれており、あまり世間一般に知られることのない国会職員の姿が手に取るように分かる。
(平野氏の業務内容は、やや特殊なのかもしれないが…)
この本を読めば、国会の見方が変わるかも!?