安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由 相澤冬樹
森友事件を取材するNHK記者であった相澤氏が、上層部からの圧力(!?)に苦労しながら、自分の信念で取材する姿を描いたノンフィクション。
タイトルからすると「安倍官邸vs.NHK」の熱い戦いが書かれているのかと思いきや、記者の日常の生活が書かれており、タイトルとミスマッチな印象を受けた。
とは言え、記者の大変すぎる日々の様子(ブラックと言われても仕方がないようなレベル)が手に取るようにわかり、政権批判ととれるような報道を極力避けたい上司とのやり取りで苦労した様子などが興味深い。
世間のNHKのイメージとはかけ離れた相澤氏の、忖度など全く考えない破天荒な取材の日々は面白い。
記者になりたい方や、記者の仕事に興味がある方は必読の本だと思う。
籠池夫妻とのやり取りは、取材対象に対してどのように接触を試みるか、また籠池夫妻のイメージ通りの対応が書かれている部分は特に印象に残った。
相澤氏の取材技術は、一般のビジネスの世界でも営業相手の本音を聞きたい時などに、大変参考になる。
タイトルからすると「安倍官邸vs.NHK」の熱い戦いが書かれているのかと思いきや、記者の日常の生活が書かれており、タイトルとミスマッチな印象を受けた。
とは言え、記者の大変すぎる日々の様子(ブラックと言われても仕方がないようなレベル)が手に取るようにわかり、政権批判ととれるような報道を極力避けたい上司とのやり取りで苦労した様子などが興味深い。
世間のNHKのイメージとはかけ離れた相澤氏の、忖度など全く考えない破天荒な取材の日々は面白い。
記者になりたい方や、記者の仕事に興味がある方は必読の本だと思う。
籠池夫妻とのやり取りは、取材対象に対してどのように接触を試みるか、また籠池夫妻のイメージ通りの対応が書かれている部分は特に印象に残った。
相澤氏の取材技術は、一般のビジネスの世界でも営業相手の本音を聞きたい時などに、大変参考になる。
| the_esperanza | 社会問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |