プーチンの野望 佐藤優
現役の外交官を辞めたとはいえ、やはりロシアに関しては佐藤優氏の意見を知りたい。
ウクライナ侵攻に関してプーチンの真意を知りたいと思っていたところこの本が出版されたので即購入。
佐藤氏のプーチンとの初めての出会いは、まだプーチンがFSB長官(ロシア連邦保安庁長官)だった時にホテルで見かけたそうなのだが、インテリジェンスの世界を渡り歩いている佐藤氏が背筋に寒気が走ったとのこと。
ロシア大統領になる前から、独特のオーラを放っていたようである。
そのようなプーチンの経歴や考え方の特徴を、佐藤氏が独自目線で解説しており、プーチンがどのような人間なのか少し分かってくる。
その後、佐藤氏は北方領土問題で小渕恵三総理、鈴木宗男議員等とともにプーチンと交渉するのだが、その際の様子が分かりやすく記載されており、外交の現場独特の緊張感が伝わってきて興味深い。
もし上手く交渉できていれば、北方領土は日本領土として認められていたかもしれない。
その後ロシアはクリミア併合を強引に行い、それが今回のウクライナ侵攻へと発展していく。
プーチンの人物像だけでなく、ロシアとウクライナの関係性を分かりやすく解説していて、今読むべき本だと思う。
ウクライナ侵攻に関してプーチンの真意を知りたいと思っていたところこの本が出版されたので即購入。
佐藤氏のプーチンとの初めての出会いは、まだプーチンがFSB長官(ロシア連邦保安庁長官)だった時にホテルで見かけたそうなのだが、インテリジェンスの世界を渡り歩いている佐藤氏が背筋に寒気が走ったとのこと。
ロシア大統領になる前から、独特のオーラを放っていたようである。
そのようなプーチンの経歴や考え方の特徴を、佐藤氏が独自目線で解説しており、プーチンがどのような人間なのか少し分かってくる。
その後、佐藤氏は北方領土問題で小渕恵三総理、鈴木宗男議員等とともにプーチンと交渉するのだが、その際の様子が分かりやすく記載されており、外交の現場独特の緊張感が伝わってきて興味深い。
もし上手く交渉できていれば、北方領土は日本領土として認められていたかもしれない。
その後ロシアはクリミア併合を強引に行い、それが今回のウクライナ侵攻へと発展していく。
プーチンの人物像だけでなく、ロシアとウクライナの関係性を分かりやすく解説していて、今読むべき本だと思う。
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |