2014.04.26 Saturday

岩田完投!! 【DeNA】1-7【阪神】

まさか岩田の完投、それも無四球での完投が見れるとは思っていなかった。

正直、球場に行く前には「5点以内に抑えられるかな?」とか「登板後は鳴尾浜に行くんだろうな」とか思っていたので、この意外な好投には驚いた。

序盤からストライクを先行するピッチング、しかも内角の厳しいところをついた投球で「能見が中に入っているのかな?」と思えるような投球であった。

テンポよく、そのため球数も少なく、終盤まで余力をもって安定していたように思う。

ただ岩田の場合は、次の登板が重要になってくる。

7回を3点くらいで抑えるような投球をして、今後はローテーションの一角を担って欲しい。


ゴメス


また打線の方は相変わらず好調で、上本、大和、鳥谷、ゴメス、マートン、良太の1番から6番は頼りになる。
(特に今日は良太の2本のホームランが効いた)

2014.04.17 Thursday

4番打者論 掛布雅之

ミスタータイガース・掛布雅之が、自らの経験も踏まえて【4番打者】について語っている。

掛布さんが現役の時代のように、各チームの4番バッターが日本人であり、かつチームの顔であった時代を懐かしみ、各チームが4番を育てる必要性について語っている。
(ちなみに日本ハムが中田翔を我慢して使い続け、1人前の4番打者に育て上げた点を評価している)

この原因は、FA補強と投手力重視のドラフト戦略にあるとし、納得させられる点もひじょうに多い。

このような記述を見ると「自らの手で生え抜きの4番打者を育てたい!」という気持ちが伝わってくる。
来年あたりチーフ打撃コーチやってくれないだろうか?





また幼少期のエピソード、特にお父さんの指導やドラフト時の暗躍(笑)は必見で、阪神入団後のエピソードも興味深い。

私は阪神に入団してからは、指導者やチームメイトに恵まれたといった印象を受け、良い環境が掛布雅之を大打者に育てたように思えた。
特に田淵さんの優しい言葉で、プロでやっていく自信になったとのこと。

掛布雅之というと「叩き上げ」といったイメージが強いと思うが、この本を読むと、やはり天賦の才能をお持ちだったように思う。

才能がなければ、高卒ドラフト下位で入団にもかかわらず、プロ1年目から1軍で使われるようなことはないであろう。
(高卒野手で1年目から使われる例は少ない)

天賦の才能があり、指導者等に恵まれたからこそ、ミスタータイガース掛布雅之が存在しえたのだと思えてならない。

もし監督が中村負広だったら、掛布さん埋もれてたと思う(笑)


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