知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術 池上彰 佐藤優
池上彰と佐藤優の共著で、世界が抱える様々な問題を徹底解説している。
私はこの2人の本をよく読むのだが、普段から読んでいる身からすると、日頃から解説してくれている問題を、最新版にアップデートしてくれるような感じの本である。
PCでwindows updateをかけて最新版にするような感覚である。
また、いつもの本と比べて口語体の感が強く、本を読んでいるというよりTVで解説を聞いている感がある。
北朝鮮問題、日本人の劣化、トランプ、独裁下といったテーマで語られており、今日の世界を理解するにはお勧めの本である。
北朝鮮問題で、拉致問題に関してトランプに委ねると、トランプが納得して持ち帰った返答を無下に否定することができず、日本にとって受け入れられない返答だった場合どうするのか、という点は考えさせられた。
やはり自国民の生命に関することは、他国任せではなく、日本で交渉すべきである。
普段勇ましいことを言っている方から、こういう声があまり聞こえないのは何故!?
またカジノは賄賂を渡すには最適の場所らしく、そりゃあ政治家の皆さん法案を通したがるのよく分かりました(笑)
日本人の劣化の章で、金環蝕という汚職事件を題材にした作品で、総理夫人によって追い詰められた官僚が死ぬというシーンがあるとのこと。
どこかの総理夫人と似てないか…
最後に何かと最近ブームなAIについても書かれているのだが、今後AIビジネスを引っ張る国に関しては、佐藤氏の見立てはやや違うかと思えた。
もちろんお勧めの本である。
私はこの2人の本をよく読むのだが、普段から読んでいる身からすると、日頃から解説してくれている問題を、最新版にアップデートしてくれるような感じの本である。
PCでwindows updateをかけて最新版にするような感覚である。
また、いつもの本と比べて口語体の感が強く、本を読んでいるというよりTVで解説を聞いている感がある。
北朝鮮問題、日本人の劣化、トランプ、独裁下といったテーマで語られており、今日の世界を理解するにはお勧めの本である。
北朝鮮問題で、拉致問題に関してトランプに委ねると、トランプが納得して持ち帰った返答を無下に否定することができず、日本にとって受け入れられない返答だった場合どうするのか、という点は考えさせられた。
やはり自国民の生命に関することは、他国任せではなく、日本で交渉すべきである。
またカジノは賄賂を渡すには最適の場所らしく、そりゃあ政治家の皆さん法案を通したがるのよく分かりました(笑)
日本人の劣化の章で、金環蝕という汚職事件を題材にした作品で、総理夫人によって追い詰められた官僚が死ぬというシーンがあるとのこと。
どこかの総理夫人と似てないか…
最後に何かと最近ブームなAIについても書かれているのだが、今後AIビジネスを引っ張る国に関しては、佐藤氏の見立てはやや違うかと思えた。
もちろんお勧めの本である。
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |