ノムさんの本が新しく出たのでついつい購入。
この本のタイトルは
「考える野球」で、先日紹介した矢野の本が
「考える虎」
タイトルは似ているが、ノムさんの本のほうが頻繁に本を出しているだけあって内容は深い。
内容はというと、第一章は考えることの重要性。
最新の本という事もあって、佑ちゃんの話、ブラウン監督がおバカさん(笑)といった話題もあり面白い。
本題とはそれてしまうのだが【本格派】【技巧派】投手に関するノムさんの考え方、球界を代表する某投手を技巧派に分類するの点が意外に思った。
だがノムさんは、その投手の事はかなり高く評価しているようである。
第二章はノムさんの少年時代、南海入団の話といった内容。
正直言ってファンなら既に知っている内容である。
第三章はリーダー論なのだが、野球に限らず実社会でも応用可能なことが語られている。
また現役の某監督の采配・育成能力を絶賛していて、確かにすごい監督だと改めて思ったものである。
もちろん真弓監督ではない(笑)
第四章は阪神フロントの問題点という我々阪神ファンには頭の痛いテーマから始まる。
しかしノムさんの指摘は正しく、幼稚なフロントだと思う。
とは言え、今年のドラフト1位榎田の活躍、優良外国人マートン獲得などもあり今はだいぶん改善されたとは思う。
また平野のある行為を問題点と指摘しているのだが、直接平野に言ってやってください!
第五章は今後のプロ野球についての提言。
オールスター、メジャー挑戦、プロアマ問題など。
勝って損はない本だと思う。