官僚と国家 菅義偉「暗黒政権」の正体 古賀茂明 佐高信
古賀茂明氏と佐高信氏という、ちょっと不思議な組み合わせにも思える2人が、現政権の問題点を鋭く指摘している。
第1章では、菅義偉のプレッシャーのかけ方について、実際にそのプレッシャーで「報道ステーション」を降板することになった古賀氏が自らの体験をもとに解説してくれている。
佐高氏も、首相になってはいけない裏の人間が首相になってしまったと手厳しい。
第2章では、「官僚たちの夏」のモデルとなった佐橋滋などを例に挙げ、現在の官僚の劣化について言及している。
もちろん異論を許さない政治家の器量にも問題があるのだが…
第3章では、官僚のタイプや思考回路について古賀氏が解説している。
古賀氏の著作「日本を壊した霞が関の弱い人たち」で語っている内容の概略といったところか。
第4章で、日本学術会議問題について述べているのだが、切り口が興味深い。
野党議員は「任命拒否」の理由を国会で質問しているが、そもそも「任命拒否」はできないのであるから、「任命拒否」の理由を聞くのはおかしい。
この流れだと、理由が正当であれば「任命拒否」できるという方向にっ持っていかれてしまうとのこと。
こういう考え方ができる古賀氏は鋭いなと思ってしまう。
第5章では、原発関連の話題で、橋下徹や河野太郎などが関係する面白い話題があったのだが、ここでは敢えて紹介しないので是非読んでみてほしい。
第1章では、菅義偉のプレッシャーのかけ方について、実際にそのプレッシャーで「報道ステーション」を降板することになった古賀氏が自らの体験をもとに解説してくれている。
佐高氏も、首相になってはいけない裏の人間が首相になってしまったと手厳しい。
第2章では、「官僚たちの夏」のモデルとなった佐橋滋などを例に挙げ、現在の官僚の劣化について言及している。
もちろん異論を許さない政治家の器量にも問題があるのだが…
第3章では、官僚のタイプや思考回路について古賀氏が解説している。
古賀氏の著作「日本を壊した霞が関の弱い人たち」で語っている内容の概略といったところか。
第4章で、日本学術会議問題について述べているのだが、切り口が興味深い。
野党議員は「任命拒否」の理由を国会で質問しているが、そもそも「任命拒否」はできないのであるから、「任命拒否」の理由を聞くのはおかしい。
この流れだと、理由が正当であれば「任命拒否」できるという方向にっ持っていかれてしまうとのこと。
こういう考え方ができる古賀氏は鋭いなと思ってしまう。
第5章では、原発関連の話題で、橋下徹や河野太郎などが関係する面白い話題があったのだが、ここでは敢えて紹介しないので是非読んでみてほしい。
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |