君たちが忘れてはいけないこと 未来のエリートとの対話 佐藤優
日本有数の進学校である灘高等学校。あるデータによると偏差値は、なんと79!!
(ちなみに慶應義塾高等学校は偏差値76、慶應義塾女子高等学校は偏差値77)
そんな彼らと、知の巨人とも言われる佐藤優氏との2016年、2017年、2018年と3回の対談が収められている本である。
灘高の学生たちが事前にいくつかの質問を用意し、それに佐藤優氏が解説する形で話が進むのだが、質問のレベルの高さに驚かされる!
「本当に高校生?」と思える質問、例えば「グローバル化と国家の未来」に関して、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」と佐藤優氏の国家論(帝国主義)を比較する質問などである。
これは大学の専門課程、政治学科の国際関係論などで学ぶような内容に思えるのだが…凄すぎる…
そんな高校生だから、佐藤優氏もアクセル全開で回答している。
物怖じしない灘高の学生にはアッパレと言いたい。
ここで質問された内容の多くは、教養ではあるが大学受験ではあまり必要ない(入試に出ない)知識である。
いわゆる偏差値エリートではなく、本当の知性がある学生というものを見せてもらった。
しかし学校の勉強が忙しいはずなのに、受験以外の教養書を読む時間を作り出せるタイムマネジメントにも驚きである。
(ちなみに慶應義塾高等学校は偏差値76、慶應義塾女子高等学校は偏差値77)
そんな彼らと、知の巨人とも言われる佐藤優氏との2016年、2017年、2018年と3回の対談が収められている本である。
灘高の学生たちが事前にいくつかの質問を用意し、それに佐藤優氏が解説する形で話が進むのだが、質問のレベルの高さに驚かされる!
「本当に高校生?」と思える質問、例えば「グローバル化と国家の未来」に関して、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」と佐藤優氏の国家論(帝国主義)を比較する質問などである。
これは大学の専門課程、政治学科の国際関係論などで学ぶような内容に思えるのだが…凄すぎる…
そんな高校生だから、佐藤優氏もアクセル全開で回答している。
物怖じしない灘高の学生にはアッパレと言いたい。
ここで質問された内容の多くは、教養ではあるが大学受験ではあまり必要ない(入試に出ない)知識である。
いわゆる偏差値エリートではなく、本当の知性がある学生というものを見せてもらった。
しかし学校の勉強が忙しいはずなのに、受験以外の教養書を読む時間を作り出せるタイムマネジメントにも驚きである。
| the_esperanza | 社会問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |