年収200万円でもたのしく暮らせます 森永卓郎
この本なのだが、はっきり言って年収200万で過ごすためのプランなどまったく書いていない(笑)
強いて言えば、都会と田舎の中間である"トカイナカ"に住むと良いとのことで、森永氏自体は所沢市に住んでおり、畑で農作業をしながら生活しているとのこと。
これが最終章に少し書いてあるだけだった。
ただ第1章から第4章までの経済分析に関しては、とても興味深いものがある。
2013年にノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授が提唱したシラーPERという株価の割高・割安を測る指標によると、この指標が25倍を超える状態が一定期間続くと株価が暴落する、つまりバブル崩壊という結果を生むということである。
そのため、この指標から判断すると新型コロナウイルス禍が発生しなくても株価の暴落は生じたと考えられているそうである。
森永氏は、このことを知っており投資目的の3000万円の株を売っていたおかげで損失を出さずに済んだとのこと。
投資目的の3000万円の株を持つ方が、年収200万円でもたのしく暮らせますとか言っちゃダメ(笑)
また「有事の円」とまで言われている日本円が、新型コロナウイルスのこの状況で為替が円高に振れなかった。
このまま円安が続くと予想しており、日本が発展途上国になっていくことを懸念している。
正直このよう内容の方が興味深い本だった。
強いて言えば、都会と田舎の中間である"トカイナカ"に住むと良いとのことで、森永氏自体は所沢市に住んでおり、畑で農作業をしながら生活しているとのこと。
これが最終章に少し書いてあるだけだった。
ただ第1章から第4章までの経済分析に関しては、とても興味深いものがある。
2013年にノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授が提唱したシラーPERという株価の割高・割安を測る指標によると、この指標が25倍を超える状態が一定期間続くと株価が暴落する、つまりバブル崩壊という結果を生むということである。
そのため、この指標から判断すると新型コロナウイルス禍が発生しなくても株価の暴落は生じたと考えられているそうである。
森永氏は、このことを知っており投資目的の3000万円の株を売っていたおかげで損失を出さずに済んだとのこと。
また「有事の円」とまで言われている日本円が、新型コロナウイルスのこの状況で為替が円高に振れなかった。
このまま円安が続くと予想しており、日本が発展途上国になっていくことを懸念している。
正直このよう内容の方が興味深い本だった。
| the_esperanza | 経済問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |