イスラエルとユダヤ人 考察ノート 佐藤優
我々日本人からすると、遠い存在に思えてしまうイスラエルとユダヤ人。
そのイスラエルとユダヤ人について佐藤優氏が解説してくれている本なのだが、内容は新書のレベルを越えており、私のように宗教の知識に乏しいとユダヤ教やキリスト教に深く入り込みすぎると、ついていくのが厳しかった…
とは言え、佐藤優氏がイスラエルを好きな理由、イスラエルと連携を強化するメリット、特に日本にとってはロシア情報をイスラエルを通じて入手することができ、北方領土交渉に関して有利な情報を得ることができる可能性が高いのである。
それに加えて、アラブ諸国と関係強化している今の日本のお金がアラブ諸国経由で北朝鮮に入ってしまっている状況を改善できる点もメリットである。
ただイスラエルは「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回しても生き残る」という国是を持っているので、そのような考え方を持つ国と協調路線でいくのは怖い気がするのは私だけだろうか?
2015年2月に出されたものに加筆されてでたものなので、少し古い内容も扱っているのだが、国際政治や外交に興味がある方には読んでほしい本である。
そのイスラエルとユダヤ人について佐藤優氏が解説してくれている本なのだが、内容は新書のレベルを越えており、私のように宗教の知識に乏しいとユダヤ教やキリスト教に深く入り込みすぎると、ついていくのが厳しかった…
とは言え、佐藤優氏がイスラエルを好きな理由、イスラエルと連携を強化するメリット、特に日本にとってはロシア情報をイスラエルを通じて入手することができ、北方領土交渉に関して有利な情報を得ることができる可能性が高いのである。
それに加えて、アラブ諸国と関係強化している今の日本のお金がアラブ諸国経由で北朝鮮に入ってしまっている状況を改善できる点もメリットである。
ただイスラエルは「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回しても生き残る」という国是を持っているので、そのような考え方を持つ国と協調路線でいくのは怖い気がするのは私だけだろうか?
2015年2月に出されたものに加筆されてでたものなので、少し古い内容も扱っているのだが、国際政治や外交に興味がある方には読んでほしい本である。
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |