AIに負けない子どもを育てる 新井紀子
タイトルにあるAIという文字を見て、AIの本だと思う人もいるかもしれないが、この本はAIの本ではなく、読解力アップの必要性を説き、テストなどを通じてそれを実践している本である。
なおAIはキーワードを拾うだけで読解力がないので、AIに勝つには読解力をつけることが重要だというのが新井先生の主張である。
読解力をチェックするテストとして新井先生が作成したRST(リーディングスキルテスト)というものを試しに私も受けてみた。
恥ずかしながら満点はとれず、「係り受け」問題、「推論」問題で間違ってしまった。
テストを受けてみて感じたのは、30分足らずのテストにもかかわらず、予想以上に疲れてしまった。
やはり集中して読むのはかなり疲れるのだが、この「集中して読む」と言うのができない人が、今の時代には多いらしい。
ここからは私の持論になるのだが、社会人が読解力を付けるには、お取引先との契約書を熟読し吟味することをお勧めする。
私は法務を担当していたことがあるのだが、契約書を熟読し、例えば「多額の損害賠償を求められるリスクが高い」といった契約書の問題点を洗い出す必要があった。
同じ内容の文を何度も読み、もしトラブルが起き裁判になったら相手はどういう主張をしてくるか、それに対し自分達はどのような弁護をするかを想定し、問題点がないかを考えていた。
そのおかげで、私には少しは読解力が付いたような気がする。
なおAIはキーワードを拾うだけで読解力がないので、AIに勝つには読解力をつけることが重要だというのが新井先生の主張である。
読解力をチェックするテストとして新井先生が作成したRST(リーディングスキルテスト)というものを試しに私も受けてみた。
恥ずかしながら満点はとれず、「係り受け」問題、「推論」問題で間違ってしまった。
テストを受けてみて感じたのは、30分足らずのテストにもかかわらず、予想以上に疲れてしまった。
やはり集中して読むのはかなり疲れるのだが、この「集中して読む」と言うのができない人が、今の時代には多いらしい。
ここからは私の持論になるのだが、社会人が読解力を付けるには、お取引先との契約書を熟読し吟味することをお勧めする。
私は法務を担当していたことがあるのだが、契約書を熟読し、例えば「多額の損害賠償を求められるリスクが高い」といった契約書の問題点を洗い出す必要があった。
同じ内容の文を何度も読み、もしトラブルが起き裁判になったら相手はどういう主張をしてくるか、それに対し自分達はどのような弁護をするかを想定し、問題点がないかを考えていた。
そのおかげで、私には少しは読解力が付いたような気がする。
| the_esperanza | 社会問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |