脱 大日本主義「成熟の時代」の国のかたち 鳩山由紀夫
民主党政権時に内閣総理大臣を務めた鳩山由紀夫、改め鳩山友紀夫氏の一冊。
「脱」大日本主義という「日本は政治大国を目指すのではなくミドルパワーを目指し、アジアにおける枠組み作りに全力せよ」といった主張が書かれている。
私は、これは正論だと思うし、高齢化や人口減少が急速に進んでいくこの国が覇権を求めるのは正直厳しい。
それに鳩山氏も指摘しているが、アメリカの意見に追随する子分体質がしみ込んだこの国が「政治大国」を求めること自体がおかしいと、国連の常任理事国入りを目指した際のエピソードなども交えて書かれている。
またアジアにおいて共同体を作ることが、アジアの平和につながり、これこそが「友愛」とのこと。
これにも私は納得できる。
このように内容としては興味深く、もし国際政治学者が書いた本としてみれば良い本だと思う。
ただ鳩山氏は元総理なのだから、ここに書かれた内容を実行するのが役目だったはず。
官僚の抵抗はあったのだろうが、やはり政治は結果責任。
「脱」大日本主義という「日本は政治大国を目指すのではなくミドルパワーを目指し、アジアにおける枠組み作りに全力せよ」といった主張が書かれている。
私は、これは正論だと思うし、高齢化や人口減少が急速に進んでいくこの国が覇権を求めるのは正直厳しい。
それに鳩山氏も指摘しているが、アメリカの意見に追随する子分体質がしみ込んだこの国が「政治大国」を求めること自体がおかしいと、国連の常任理事国入りを目指した際のエピソードなども交えて書かれている。
またアジアにおいて共同体を作ることが、アジアの平和につながり、これこそが「友愛」とのこと。
これにも私は納得できる。
このように内容としては興味深く、もし国際政治学者が書いた本としてみれば良い本だと思う。
ただ鳩山氏は元総理なのだから、ここに書かれた内容を実行するのが役目だったはず。
官僚の抵抗はあったのだろうが、やはり政治は結果責任。
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |