新・リーダー論 池上彰 佐藤優
池上彰氏と佐藤優氏の共著の第3弾。
「大格差時代のインテリジェンス」というサブタイトルがついている通り、リーダー論を軸に世界情勢を語っている。
プーチン、エルドアン、金正恩といった既存のリーダーから、アメリカ大統領選挙に関してトランプを中心に書かれている。
イギリスのEU離脱が、スコットランドとアイルランドに与える影響は、とても興味深かった。
ヨーロッパの今後の動向を考えるうえで大変勉強になる内容であった。
他にも国家VS資本というテーマで、パナマ文書についても触れられている。
多くの多国籍企業が、タックスヘイブンを求めていて、高額所得者が住民税等の税負担が軽い地域を求めているという問題を指摘している。
またネタバレになるが面白いエピソードとして、日本大使が申し出てもなかなかアポイントがとれないソ連の高官に、アントニオ猪木が表敬訪問を申し込んだら二つ返事でOKで、佐藤優氏が通訳を担当した話が面白かった。
「元気があれば何でもできる」というのは、あながち間違ってないようである(笑)
「大格差時代のインテリジェンス」というサブタイトルがついている通り、リーダー論を軸に世界情勢を語っている。
プーチン、エルドアン、金正恩といった既存のリーダーから、アメリカ大統領選挙に関してトランプを中心に書かれている。
イギリスのEU離脱が、スコットランドとアイルランドに与える影響は、とても興味深かった。
ヨーロッパの今後の動向を考えるうえで大変勉強になる内容であった。
他にも国家VS資本というテーマで、パナマ文書についても触れられている。
多くの多国籍企業が、タックスヘイブンを求めていて、高額所得者が住民税等の税負担が軽い地域を求めているという問題を指摘している。
またネタバレになるが面白いエピソードとして、日本大使が申し出てもなかなかアポイントがとれないソ連の高官に、アントニオ猪木が表敬訪問を申し込んだら二つ返事でOKで、佐藤優氏が通訳を担当した話が面白かった。
「元気があれば何でもできる」というのは、あながち間違ってないようである(笑)
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |