アベノクライシス 川内博史
私は民主党にあまり良い印象を持っていない。
と言うのも、政権を取った時にも野党時代と変わらない評論家みたいなスタンスに思えたから。
机上の理論だけでなく、実際にやってみろよと思ったものである。
そんな民主党において、自ら身体を張って問題に取り組んでいると思える数少ない政治家である川内氏の本である。
タイトルは「アベノクライシス」なのだが、サブタイトルにある「そこまでして原発を続けますか?」とあるように、原発の問題点を体当たりで解説している本である。
私は文系人間であるため、原発の技術論が書いてあるのであれば、理解できないかもしれないと思いつつ、この本を手に取った。
だが私のような人間が読んでも、理解しやすい内容で意外だった。
と言うのも、川内氏辞退もゼロから原発について勉強されたようである。
(私は原発の専門家だと勘違いしていた)
1950年代の日本において、湯川秀樹のような専門家が警告したにもかかわらず、経済発展を優先し今日まで来てしまった。
そのような日本において、福島原発事故が発生してしまった。
当然、原因究明を試みるが、東京電力は「福島第一原発だけデータバックアップができていない」と子供のような言い訳。
業を煮やした川内氏は、自ら福島第一原発一号機原子炉に突撃することに(それも訳あって2度も!)
これ以上書くとネタバレになってしまうので、興味がある方は手に取って読んでみてほしい。
原発に反対派の方はもちろんのこと、原発に賛成派の方にも読んでもらいたい本であった。
と言うのも、政権を取った時にも野党時代と変わらない評論家みたいなスタンスに思えたから。
机上の理論だけでなく、実際にやってみろよと思ったものである。
そんな民主党において、自ら身体を張って問題に取り組んでいると思える数少ない政治家である川内氏の本である。
タイトルは「アベノクライシス」なのだが、サブタイトルにある「そこまでして原発を続けますか?」とあるように、原発の問題点を体当たりで解説している本である。
私は文系人間であるため、原発の技術論が書いてあるのであれば、理解できないかもしれないと思いつつ、この本を手に取った。
だが私のような人間が読んでも、理解しやすい内容で意外だった。
と言うのも、川内氏辞退もゼロから原発について勉強されたようである。
(私は原発の専門家だと勘違いしていた)
1950年代の日本において、湯川秀樹のような専門家が警告したにもかかわらず、経済発展を優先し今日まで来てしまった。
そのような日本において、福島原発事故が発生してしまった。
当然、原因究明を試みるが、東京電力は「福島第一原発だけデータバックアップができていない」と子供のような言い訳。
業を煮やした川内氏は、自ら福島第一原発一号機原子炉に突撃することに(それも訳あって2度も!)
これ以上書くとネタバレになってしまうので、興味がある方は手に取って読んでみてほしい。
原発に反対派の方はもちろんのこと、原発に賛成派の方にも読んでもらいたい本であった。
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |