2013.10.23 Wednesday

官房長官を見れば政権の実力がわかる

総理大臣や各大臣に焦点を当てた作品は色々とあると思うが、官房長官に焦点を当てた作品は珍しいと思い購入。

私は学生時代に諸般の理由で「行政学」を勉強したのだが、内閣における官房長官の役割は大変重要で、他の国務大臣とは違う特殊なポジションである。
その実務経験者の、官房長官としての役割に対する考え方を知りたかったので、私には役に立つ本であった。

菅義偉、枝野幸男、野中広務、後藤田正晴、福田康夫という5人の官房長官をそれぞれのタイプ別に解説している。
スポークスマンとして会見をしている表の顔と、普段なかなか分からない裏の顔が書かれてあり面白い。

また官房長官を通して、歴代の内閣、特に内閣総理大臣の姿が映し出されており、興味深かった。





個人的には、野中広務と後藤田正晴に特に興味があったのだが、野中広務が意外に気さくで記者にもファンが多い点などが意外だった。

ちなみに後藤田正晴はイメージ通りの切れ者という印象を受けた。

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