(株)貧困大国アメリカ 堤未果
岩波新書から出版されている「アメリカの貧困」 をテーマにしたシリーズの完結編。
異様な怖さを感じてしまう本で、考えさせられる一冊。
第1〜3章では、企業による農業の破壊、企業による食の破壊、そしてその破壊がアメリカの外にも飛び出していることを指摘している。
具体的事例を色々と紹介してくれているのだが、企業の横暴には怒りを抱かずにはいられない。
もう少し詳しく書きたい気もするが、ネタバレになるので…
ただ一言だけ言わせて頂くと、食や農業は、ある意味最強の兵器になるので、日本のようにその兵器を持ち合わせていない国は、アメリカに取り込まれないようにしないといけないと思えた。
第4章では露骨な公共サービスの民営化が招く大きな弊害、第5章では州議会が大企業に牛耳られている点を指摘している。
アメリカという国の怖さを実感することになった…
異様な怖さを感じてしまう本で、考えさせられる一冊。
第1〜3章では、企業による農業の破壊、企業による食の破壊、そしてその破壊がアメリカの外にも飛び出していることを指摘している。
具体的事例を色々と紹介してくれているのだが、企業の横暴には怒りを抱かずにはいられない。
もう少し詳しく書きたい気もするが、ネタバレになるので…
ただ一言だけ言わせて頂くと、食や農業は、ある意味最強の兵器になるので、日本のようにその兵器を持ち合わせていない国は、アメリカに取り込まれないようにしないといけないと思えた。
第4章では露骨な公共サービスの民営化が招く大きな弊害、第5章では州議会が大企業に牛耳られている点を指摘している。
アメリカという国の怖さを実感することになった…
| the_esperanza | 政治問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |