2022.02.26 Saturday

阪神・四番の条件 掛布雅之

ミスタータイガースである掛布さんによると、我々のタイガースが優勝できなかったのは「真の四番打者」不在だったからとのこと。

ヤクルトの村上宗隆、巨人の岡本和真、広島の鈴木誠也の存在がいないとのこと。

またヤクルトに競り負けた要因の1つとして打力を挙げており、チームの勝ち負けを背負う四番打者、そこから派生してミスタータイガースになるための条件などを解説してくれている。

その教えの1つに、相手エースのウイニングショットを打つ重要性が紹介されており、これは落合博満さんも同様のことを語っており、超一流の打者は同じようなことを考えるんだと妙に納得させられた。

あと掛布さん流の阪神と巨人の対比で、巨人は「チーム力」で勝ってきたチームで、阪神は「個の力」で勝ってきたチームで、その「個」がまだ小さいとのこと。

そりゃあバース・掛布・岡田って打順で四番打っていた掛布さんから見たら小さく見えてもやむを得ない気が…



この本は、私のようなファンではなく、大山悠輔や佐藤輝明といったチームの背負える存在の選手が読むべきかもしれない(笑)

ちなみに掛布さんは2人のことを「まだまだこんなもんじゃない!!」と高く評価してくれており、彼らの2022年シーズンの活躍に期待したい。

(※掛布さんの考え方やエピソードをもっと知りたい方はJR甲子園口駅からすぐのここへ!)

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