2014.12.28 Sunday

沈みゆく大国アメリカ 堤未果

日本に住んでいると、保険証さえ出せば安価で診察を受けることができる。

これは国民皆保険体制が確立されているからで、日本の国民は何らかの保険に加入しているということが前提になっているからである。

ところがアメリカには、このような制度はなかった。
それをオバマ大統領が「オバマケア」と呼ばれる医療保険制度を導入。

これだけ聞くと、アメリカの保険制度が良い方向に進んだように思うのだが現実は…





まさかの中流階級の自己破産といった信じられない状況になっている…

ではオバマケアの問題点は、どこにあるのか?
裏の目的があるのではないか?

重いテーマだが、読みごたえのある本であった。

堤さんの本は、結構読ませて頂いているのだが、関係者からはきっちり自分でインタビューをとっており、取材力が素晴らしい。

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