さよなら!僕らのソニー 立石泰則
著者が若い頃ソニー商品に憧れた時代から、出井伸之、ハワード・ストリンガー、そして平井一夫が社長を務める現在までのソニーについて書かれている。
(出版時期の関係で、平井氏に関しては社長就任前の話が中心である)
昔を美化し過ぎの感はあるが、SONYのブランド力の高さを物語る数多くのエピソードが書かれており興味深い。
若手社員だった時に、「取材に使うのはSONY商品にしろ」と言われ、「それで録れてなかったら諦めもつくから」という話は特に印象に残った。
そのようにブランド力のあったSONYが、技術と独創性を失っていく過程については、技術者ではない私が読んでいても興味深かった。
ソニー信者、経営者、技術者と、色々な方が読んでも面白い作品だと思う。
ちなみに出井伸之、ハワード・ストリンガーに関しては、かなり厳しいことが書いてあるのだが、そのような厳しいことを書くわりには何度も取材に行っている。
この両社長の器量の大きさか、それとも著者の人柄か分からないが、普通はこれだけ厳しいこと書いたら出入り禁止でもおかしくないように思う。
(出版時期の関係で、平井氏に関しては社長就任前の話が中心である)
昔を美化し過ぎの感はあるが、SONYのブランド力の高さを物語る数多くのエピソードが書かれており興味深い。
若手社員だった時に、「取材に使うのはSONY商品にしろ」と言われ、「それで録れてなかったら諦めもつくから」という話は特に印象に残った。
そのようにブランド力のあったSONYが、技術と独創性を失っていく過程については、技術者ではない私が読んでいても興味深かった。
ソニー信者、経営者、技術者と、色々な方が読んでも面白い作品だと思う。
ちなみに出井伸之、ハワード・ストリンガーに関しては、かなり厳しいことが書いてあるのだが、そのような厳しいことを書くわりには何度も取材に行っている。
この両社長の器量の大きさか、それとも著者の人柄か分からないが、普通はこれだけ厳しいこと書いたら出入り禁止でもおかしくないように思う。
| the_esperanza | 経済問題 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |