2018.11.18 Sunday

決断=実行 落合博満

落合監督の本を読むのは初めてだったのだが、これがまた面白い。

野球関係者だけでなく、経営者や政治家も読んだ方が良さそうに思える。

現役時代の話を交えながら、監督としての心構えや自らがとった行動について、その背景などを解説してくれている。

監督としてユニフォームを着るときに「自分ができたことを伝えるのではなく、自分ができなかったことを勉強する」ということを肝に銘じたらしい。

また、指導者にとって一番怖いのは、自分が何でも知っていると勘違いしてしまうことだ。

これは選手から何か質問をされた時、「それは分からない」と言っては指導者失格だろうと考え、「何でも知っていなければいけない」という誤った使命感による場合もある。

バッティングに関してさえ、まだまだ知らないことはいくらでもある。そうなると、自分が経験してきたことしか伝えることはできない。

そのような理由で、投手に関してはすべて森繫和コーチに任せていたようである。

この本の中で、落合監督と森コーチの色々なエピソードを知ると、当時の中日が強かった理由がよく分かる。



意外なところでは、「少数意見に関する考え方」「組織は小さなピラミッドとの集まりと考える組織論」が、落合監督の価値観が垣間見れて面白い。

現役の野球チームの監督だけでなく、経営者や政治家でここまで考えている方はいるのだろうかと思ってしまう。

この方に関しては、好き嫌いが分かれる方だと思うが、あまり好きではない方も読んで頂ければ、落合監督への見方が変わると思う。

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