2013.11.11 Monday

楽天イーグルス 優勝への3251日 山村宏樹

私がこの本に興味を持った理由は「楽天優勝」とか「楽天日本一」というより、「山村宏樹」という名前である。

最近の阪神ファンは知らないかもしれないか、1994年の阪神のドラフト1位選手である。
ちなみにこの年のドラフトでは、北川、秀太、川尻といったプロで長く活躍した面々が入団している。
阪神にしてはこの年のドラフト結構頑張ってないか?(笑)

阪神からは出て行ってしまったが、近鉄を経て、楽天で活躍して現役を終えた山村が書いた本だから、何となく注文したくなった。





中身を読んでいくと、楽天イーグルスの設立時からのメンバーで、設立当初の苦労話や既存球団ではありえないようなエピソードが記載されていて面白い。
また選手側から、山崎武司が率先してフロントと交渉してくれていた等の裏話も聞けた。

ノムさんは、TV等で山崎の指導者としての適性を高く評価していると公言しているが、その理由が何となく分かる気がした。

また楽天イーグルスの歴代のすべての監督の下で野球をやっているので、それぞれの監督の特徴等も書かれていて興味深かった。

まーくんをはじめとしたレギュラー選手を、同僚目線で紹介してくれていて、岩隈とまーくんの食生活の違いは特に面白かった。
岩隈、それで大丈夫か?と少し心配になったが…(笑)

全体として様々なエピソードが書かれていて、野球選手にありがちな感想文的な本と違い、堅い話の後にちょっとした笑いを入れたりと、緩急を使ったところが心憎い。

楽天イーグルスファンはもちろんだが、他チームのファンの方にも読んでほしい本である。

またこれだけの本が出せる山村は、2軍ピッチングコーチなんかやれば、選手をその気にさせる良いコーチになりそうと思ったのは私だけ?

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