2007.01.18 Thursday

K1ダイナマイト 秋山VS桜庭 〜秋山の処分〜

昨日、17日に秋山成勲への無期限出場停止処分が下された。

これを厳しい処分と考えるかどうかは、それぞれの主観である。
しかし私にはこれは厳しい処分には思えない。
というのも、この無期限出場停止処分の「無期限」という言葉に、ほとぼりが冷めるまでという感が否めないからである。

言葉のイメージからすると、「無期限」と聞くと思わず「長いスパン」を考えてしまう。
しかし「無期限」とは現時点で無期限ということに過ぎず、責任者が「じゃあ期限はここまでね!」と期限を区切ってしまえば、その時点で処分は解除される。

話が若干それてしまうが「無期懲役」という刑がある。日本においては死刑の次に重い刑だという扱いなのだが、これは終身刑を意味するわけではない。
これも同様に責任者がどこがで期限を区切ってしまえば無期でなくなる。
そのため懲役15年の人間より、無期懲役の人間のほうが早くシャバにでてくるようなこともあるのである。

要するに、その無期限の期限を区切ることができる人間のさじ加減次第なのである。
K1ダイナマイトにおいて、責任者は谷川貞治FEG代表取締役である。
谷川の責務は、公平・公正な戦いの場の提供であることはもちろんだが、プロというビジネスの世界では収益をあげることが最大の責務である。

そう考えると、山本"KID"徳郁がいない、須藤元気もいないといった現状を考えると、良くも悪くも話題を集めた「秋山成勲」が必要になってくる。
TBSからの圧力もあるだろうし(TBSはリベンチマッチみたいなアングルは好きそうだし)、意外と早く秋山は復帰するのではないか?

今年の夏、もしくは年末のダイナマイトには絶対リングに立っていそうな気がしてならない。

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